「がん」の遺伝子を調べる臨床研究「次世代統合的病理・遺伝子診断法の開発」の開始

2018年05月29日

慶應義塾大学病院では、「がん」の遺伝子を網羅的に調べる臨床研究「次世代統合的病理・遺伝子診断システムの開発」を開始します。この研究は、160種類の遺伝子の異常を調べて、より精度の高い個別化診断法の確立を目指すものです。悪性固形腫瘍(がん)の診断確定及び治療のために、当院で腫瘍の切除を行う20歳以上の方を対象として行います。遺伝子解析にかかる費用は全て研究費で賄われますので、患者さんは自己負担なく研究に参加することができます。研究開始は6月下旬頃を予定しています。

この研究は、次世代統合的病理・遺伝子診断法の開発に役立てることを目的としており、遺伝子解析の結果を直接患者さんにお伝えするものではありません。研究に参加したあとの治療については、原則として従来の標準治療が実施されます。ただし、治療方針の策定において有用と考えられる情報が得られた場合や、安全性等に影響を与えるような情報が得られた場合には、主治医に伝え、この結果を参考として治療法が選択される可能性があります。この研究の詳細や、既に2017年11月より自費診療の臨床検査として実施しているがん遺伝子検査「PleSSision(プレシジョン)検査」については以下をご覧ください。

「PleSSision検査」について
臨床研究「PleSSision-Rapid」について